『脳ジムの目指す先 』

人とつながり新しいことにチャレンジする場所 文化系フィットネス『脳ジム』

 

(この記事は、2019年5月の荒木氏によるインタビューをもとに編集しています。)

 

おしゃれなカフェのような空間に、自習室、英会話クラス、習い事のレッスンを展開している『脳ジム』。

“勉強する”“学ぶ”だけでなく、人とつながるコミュニティと新しいことにチャレンジする場を提供する文化系フィットネスである。

 

そんな脳ジムをつくったのが代表の木村剛(氏)だ。

 

 

集中できる空間、脳ジムの自習室

そして人がつながる場所へ

 

 

(写真左:荒木氏  写真右:木村)

 

荒木(写真左):脳ジムさんでは「自習室」と「英会話」、そして「ならいごと」を提供されていますね。まず、「自習室」について特徴を聞かせていただけますか。

木村(写真右):自習室は勉強する人向けの場所を提供するというものです。脳ジムがスタートした時から提供しています。税理士や公認会計士、大学受験などさまざまな試験や資格取得を目指す人たちが勉強しに来てくださっています。

 

荒木:利用する方々が勉強しやすいように工夫されているそうですね。

木村:「音」と「温度」、それから「匂い」は最低限のこととして気をつけています。音は徹底的に取ります。温度の感じ方は人それぞれで、一部の人に暑いと言われてクーラーの温度を下げると別の人には寒いと言われる。そのバランスが難しいです。匂いは香水がキツイとか、タバコの匂いがする人の隣には嫌だとかいろいろなご意見があります。このあたりは思っている以上にマネジメントが大変ですね。

 

大切にしているコンセプトとは

 

荒木:自習室をつくられるにあたって、木村さんはコンセプトを大事にされているとお聞きしました。

 

木村:やはりコンセプトをしっかりつくり込むことが大切ですね。今、世の中にはコワーキングスペースのように人が集まる場所が増えていますが、空いているスペースに机を並べて形だけ整えてもうまくいかないと思うんです。なぜあなたはここに来なければいけないのかというストーリーも一緒につくらないと。

「脳ジム」の前身、「プライベート・ラボ」のコンセプトは

 

木村:実は「脳ジム」をつくる前に、「自習室プライベート・ラボ」という名称の自習室を立ち上げました。その時は自習室という空間でどれだけ集中できるかをいちばんに考えたんです。明かりを消したり、明るさをちょっとずつ変えたり。リラックスできる匂いや集中できる匂いを工夫したり。利用者同士のコミュニケーションを極力カットして、一人一人が自分だけの場所をつくるにはどうすれば良いかを考えた自習室でした。

 

180度変えたコンセプトとは

木村:その後、現在の「脳ジム」になって、コンセプトを180度変えることにしました。「人がつながる」とか「コミュニティ」をキーワードにしたんです。

木村:自分がスポーツジムに行った時に、若いマッチョな男性が身体を鍛えている横で年配の女性がお茶飲んでいるのを見て、こういうのがいいなあと。うちの店も資格試験の勉強をがんばっている人の隣に年配の女性が居るような空間をつくりたいと思って、ならいごとを考えたんです。

同じ自習室でもコンセプトが違うと中身が全然違うんですよ。

脳ジムはコミュニティをつくるにはどうすればいいかを考えているので、空きスペースに机と椅子を置くだけではダメなんです。

 

 

こうして月額3000円台「いつでも通える」英会話クラスが生まれた

 

荒木:脳ジムさんでは幅広い年齢層の方々をお見かけしますよね。お客様の年齢層はどれくらいですか。

 

木村:時間帯によって違いますが、平日の昼間は40代から70代。80代の方も通われています。平日の夜と週末は社会人の方が多くて、20代から30代ですね。

 

荒木:今、英会話クラスのお話がでましたが、脳ジムさんでは英会話のクラスを多く設けていらっしゃいますよね。

 

木村:英会話クラスはレベル1からレベル5まで、1週間に60クラスほどあります。英語のクラスもこれまで試行錯誤してきました。

 

 

木村:当初は40歳以上の方限定のクラスとか、全くゼロからスタートする英会話などをやっていたんです。毎週火曜日の7時からと時間を決めてスタートしたんですが、お客様の中には3回くらい休むと追いつけなくなったと辞める方が出るんです。8人でスタートしたのに、6人になり5人になり、最後は2人になる。そうすると、そのクラスは既に半年間やっていますから、新しいお客さまにゼロからスタートとは言えない。そのためそのクラスはお客さまがいなくなって終了する。そんな苦労がありました。

 

英会話クラスはいつでも通える形が良い

 

木村:その中でわかったのは、英会話クラスはいつでも通える形が良いということ。

しかも、それが月額3000円台だと尚良いということです。

 

木村:社会人や主婦、引退された方や学生さん、皆さんそれぞれ忙しい時期と暇な時期がありますよね。たとえば社会人は年末と3月の年度末が忙しいとか、主婦の方は子どもが家にいる夏休みが忙しいとか。その忙しい時期と通常期を超えて、均一化してレッスンを受けられるようにできるといいなと、回数券で6か月間いつでも利用できるという今の形になりました。これからも変わっていくかもしれません。

 

新しいものにチャレンジできるコミュニティ 文化系フィットネス

 

荒木:もうひとつ、「ならいごと」はどのようなプログラムがありますか。

 

木村:今やっているのは「ソープカービング」と「ボイジャータロット」、そして「目標達成クラス」の3つです。初期にはタイ語のクラスもありました。今後は「ネイル」も考えています。

 

 

荒木:多彩ですね。脳ジムさんは「文化系フィットネス」を名乗っていらっしゃいますね。文化系フィットネスとはどのようなものでしょうか。

 

 

 

文化系フィットネスの2つのコンセプトとは

木村:ひとつはコミュニティをつくること。もうひとつは新しいことにチャレンジできる場所です。ならいごとは新しいことにチャレンジしていける場所ですね。

 

木村:脳ジムのフロアにはセミナールームが2つあり、その間にラウンジスペースがある。お客様はクラスが終わってラウンジスペースでお茶を飲んだり、同じクラスの人と話をしたり。その後またレッスンを受けます。英語かもしれないし、他のならいごとかもしれません。そしてまた終わった後にラウンジスペースに滞在する。そうすると別のクラスから笑い声が聞こえてくる。ちょっと覗いてみたらソープカービングをやっている。なんだろうと興味を持ち、やってみようかという流れができる。

 

自分がやりたいと決めるだけではなく、脳ジムに来ることでそれまで全然知らなかったものにチャレンジできる。それがうちの文化系フィットネスの理想の形です。

 

脳ジムに来れば試験に受かる目標達成クラス

 

荒木:今後はそれぞれのクラスをどのように展開される計画ですか。

 

 

木村:今後は特に「目標達成クラス」に力を入れていきます。自習室をかれこれ9年間やっていますが、勉強している人たちの姿を後ろから見ていると、この人うまく行くかどうかだいたいわかるんですよ。

その人が賢いかどうかとはまた別の問題で、集中力が違うんです。勉強する理由付けだと思います。

 

 

試験によって内容は違いますが、勉強のやり方にはいくつか共通しているところがあります。試験までにある程度インプットして、問いに対してアウトプットすることで評価をされる仕組みです。そのインプットとアウトプットのトレーニングやノウハウは似ているはず。

 

木村:それをどのようにうちで提供できるか、それが目標達成のクラスです。スケジュール表を書いたり、時間をもっと管理できるようにタイムレコーダーを使ったり、いろいろな方法を考えています。

「脳ジムの自習室に行ったら絶対に試験に受かる」というところまで突き詰めて展開していきたい。大学受験でも司法試験でも、どんな試験でもあそこに行けば絶対受かるという場所をつくりたいですね。

 

脳ジム英会話は、よりとんがったものに

荒木:英会話クラスは今後どのよう展開していかれますか。

 

木村:英語は4月からプライベートレッスンも始まりました。今後はもっと“とんがった英語”をやっていきたいですね。グラマー(文法)のクラス、スピーキングのクラス、イングリッシュカフェというのもちょっととんがっているかもしれませんが、たとえば英語で覚えるワイン教室とか、英語とヨガとか、英語と何か別のものを掛け合わせたクラスですね。

木村:あとはたとえばジャストアイデアですが、英語で観光ボランティアができるとか。レベル4~5までの人をうちの先生が簡単な認証をつけると、観光ボランティアに一緒についていける。そんな仕組みがあればおもしろい。学ぶ場だけでなく、使う場所も提供できたらいいですね。

 

このインタビューは、まだまだ続きます。

次回のインタビュー記事もお楽しみに!

 

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