こんにちは、脳ジムの江村です。
今日は、英語勉強法に関する書籍を紹介したいと思います!
どうやって勉強したらいいのか、まず何から始めたらいいのか、など質問をよくいただきます。
今日紹介する書籍も参考になると思います。
Let’s get started!!
『6万人のビジネスマンを教えてわかった
時間がない人ほど上達する英語勉強法』 中村澄子(著)
英語勉強の目的は、十人十色。
一方で「時間がなくて忙しいから英語の勉強まで手が回らない!」という声もよく耳にします。
でも、本書を読めばそんな言い訳もできなくなるかも?!
『6万人のビジネスマンを教えてわかった 時間がない人ほど上達する英語勉強法』 目次のご紹介
【第1章】本気の人はここまでやっている! 英語学習のロードマップ
【第2章】TOEICは短期決戦! 800点で卒業しなさい
【第3章】スピーキングは「瞬発力」を鍛えなさい
【第4章】リスニングは教材にこだわりなさい
【第5章】リーディングは毎日10分を習慣にしなさい
【第6章】ライティングはまずはメールを攻略しなさい
英語学習の目的を明確に
どんな英語を目指しているのか、必要な英語は何なのかをはっきりさせることが大事だと著者はいいます。
「ビジネスで使える英語」をマスターしたいのに「映画を字幕なしで観る訓練」から始めてしまうと、いつまでたっても目的地には到達しません。(本書抜粋)
例えば、ビジネスで使える英語というと、ネイティブ並みの英語で文法誤りゼロであるべき、という「べきべき症候群」に陥っていませんか?
でも、現場で必要なのは、TPOに応じたマナーや思いやりのある「大人の表現」だったり、相手のほしい報告内容がきちんとまとまっていることだったり・・
著者によると、まずは具体的にどういったことが必要なのかを定めることが大切といいます。
- 「海外取引先とのメールのやりとりに困らないようになりたい」
- 「本支社間で行われる電話会議に参加しなければならない」
- 「海外工場の現地労働者とコミュニケーションを図りたい」等々・・
例えば、メールでのやりとりには、ライティングからスタートし、メールの書き方から始めます。
電話会議なら、スピーキングや聞き取りやすい発音になるようにシャドーイングがまず必要となります。
TOEICの位置づけ
TOEICはあくまでもスタートライン、800点で(TOEIC受験は)卒業、と著者は述べています。
また、ビジネスシーンで使われる英語も出題されるので、基礎を作るという観点からも、TOEIC対策は有効です。
ところで、こんな風に思ったことはないですか?
「TOEICで800点900点も取れるようになったら、海外に出ても英語で苦労しないだろう」
ところが著者はこう述べています。
しかし、そこはビジネス英語を始めるスタートラインにようやく立ったレベルにすぎません。
TOEIC800点は、その先に進むための土台がようやくできただけです。(本書抜粋)
また、TOEICスコアアップを目指している人が「映画でリスニング練習」というのも遠回り。
実践的ではないし、スラングや会話スピードという面からもおすすめできません。
「話せる」ようになるまでのプロセス
脳ジムでもよく聞かれる質問のひとつがこれです。「どうしたら話せるようになりますか?」
①まず前提として、最低限「英単語」「英文法」の知識は必須。(インプット)
脳ジムでのスピーキングやグラマーのクラスがこちらにあたりますね。
単元の表現を中心にバリエーション豊富な単語や言い回しを身につけていきましょう。
②文章の組み立てと口に出して言えるようにする(アウトプット)
脳ジムでのイングリッシュカフェがこちらにあたりますね。
細かな文法誤りよりもアウトプット重視で会話を続けていくことを重視します。
③相手の言ったことを聞き、それに対して適切にこたえる(会話のキャッチボール)
相手が言ったことに対し瞬時に返す「瞬間発話力」がとても大事。
すぐに明確な答えがでなくても「なるほど」「ごもっともです。しかし一方で・・」とすぐに反応しつつ、次の言葉を考えていきます。
英会話においては、すぐに反応することが大切です。(本書抜粋)
④まとまりのある文章を話せるようになる(会話のレベルアップ)
接続詞や関係副詞などの修飾を使いながら、会話を盛り上げていきます。
メール”英借文”のすすめ
スピーキングやリスニングにまだ自信がなくとも、メールさえできれば何とか乗り切れるというケースは多々あります。(本書抜粋)
①スルーされないメール、読ませる工夫、返信がもらえる工夫をこらす
一般的にネイティブの多くは上下関係や自分のキャリアに関係するかしないかに敏感で、
スルーしたところで自分が困らないとなると気まぐれな対応をされます。(本書抜粋)
もちろん国や地域差あるかもしれませんが、個人的にも経験があります、これは本当です。
「1件のメールに多くの内容を盛り込まない」「箇条書きにする」「余計な挨拶は省き単刀直入に」
「物事を中心に文章をまとめ、”I” “You”はなるべく使わずに」
また、件名をわかりやすく「RSVP(要返信)」や「FYI(参考)」など使うとよいでしょう。
②相手からのメール/表現をコピペして使いまわす
短くてまとまった表現や定型表現は、コピペして常に使いまわしましょう。
自分と相手の関係に応じて、カジュアル/フォーマルの表現を使い分けていますので、参考にしながらコピペするとよいです。
英語が話せるようになりたいけど、どこからどう始めてよいのかわからない、という方はぜひ読んでみてくださいね。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました♪