脳ジムスタッフの江村です。
今日は、『英語の気配り』マヤ・バーダマン監修(朝日新聞出版)のご紹介です。
仕事で英語を話す機会がある、メールを送ることがある、との声をよくお聞きします。
やっぱり仕事での英語って、ある程度マナーが必要です。
それによって対応に差をつけられるなら、なおのこと・・
『英語の気配り』マヤ・バーダマン監修(朝日新聞出版)
丁寧な言葉や敬語は大切ですが、何よりも大切なのは相手を思いやる気持ち、誠実な気持ちを持っているかどうかです。
「英語の気配り」とはつまるところ、誠意です。
・・・(中略)英語のコミュニケーションにも、ワンクラス上の”気配りのコツ”があることも確かです。(本書抜粋)
この本の特徴として5つ挙げてみます。
①例文が豊富。
いいな、使えそう、と思った例文はどんどんメモしてストックするのがお薦め。
また、相手からのメールの表現の一部をコピペしてストックするのもオススメです。
②音声ダウンロードができる。
移動中に聞けるのは、メリット大です!
③日本人が間違いやすいフレーズと印象を紹介している。
特にビジネスの場面では、ネガティブな印象は避けたいもの。ほんの一言で変わってしまうものなので、知っておいて損なし!
④シチュエーションがとにかく豊富!
初対面の挨拶、失礼な質問とかわし方、クレーム対応、依頼案件、などなど”あるある場面”がたくさん紹介されています。
⑤NG表現、ベターな表現、ベストな表現という段階別の表現が豊富。
これは目からウロコ!です。
(以下本書抜粋)
”断る”
【NG表現】
It’s impossible. That’s difficult.
不可能です。難しいです。
It will be very difficult, but I will do my best.
とても難しいですが、できる限りやります。
We will think about it.
考えてみます。
*あいまいで誤解も招くこういう言い方は避けるほうが良いでしょう。
【ベターな表現】
I’m afraid that’s not possible.
申し訳ないですが、それはできません。
I’m afraid we can’t do that.
申し訳ないですが、それはできかねます。
I’m really sorry, but we can’t do that.
大変申し訳ないですが、それはどうしてもできかねます。
【ベストな表現】
*まだ決められず、時間が必要ならはっきりとその意思を伝えましょう。
Can I get back to you about this next week?
来週にまたお伝えしてもいいでしょうか。
Let me think this for a day.
1日考えさせてください。
(以上本書抜粋)
使う語彙によって瞬時に「判断」されることがあるのは事実です。
丁寧な言葉を使うと、相手に気を配っていることが伝わるだけでなく、プロフェッショナルな印象になります。(本書抜粋)
その通り・・ですね。
短くて覚えやすい表現もたくさん掲載されているので、ぜひ。